「水商売は楽に稼げる仕事」たまにそのような言葉を耳にすることはありませんか?
確かに、労働時間が短く高収入を得られる水商売は楽な仕事かもしれませんが、その反面で厳しい一面も持ち合わせています。なんと場合によってはクビになってしまう可能性すらあります。
そこで今回は、キャバクラでクビになる原因や悪影響を徹底解説!水商売もちゃんと「仕事」という意識をもって臨まないと、痛い目に合うかもしれませんよ。
キャバクラでクビにされる理由
まず大前提として、キャバクラではよっぽどのことがない限りクビ宣告されることはありません。
しかし、クビにはならなくても、その一歩手前の評価をされてしまいかねない行為が3つあります。
最終的にクビにされてもおかしくない行為ばかりなので、自分に当てはまっていないかぜひチェックしてみてくださいね。
無断で遅刻・欠勤を繰り返す
無断で遅刻や欠勤をする行為は、たとえ昼の仕事であっても許される行為ではありませんよね。もちろん水商売でも同じです。
無断で遅刻や欠勤をくり返すとお店に多大なる迷惑をかけてしまうので、絶対にやめましょう。
お店によっては遅刻や欠勤を防ぐために罰金を設けているお店もあります。時間にルーズな自覚がある方は、あえて厳しいお店を選ぶのもひとつの選択ですよ。
あまりにも売り上げが少ない
水商売では女の子の評価されるポイントは「売上」になってしまいます。そのため、毎日がんばって出勤していても、売上が見合わなければクビになってしまう可能性があるのです。
たとえクビにならなくても、
・シフトを減らされる
・早上がりさせられる
など、自分にとって不利益なことばかりさせられてしまうでしょう。そうならないためにも、日頃からお客様への営業努力をし続ける必要があります。
風紀がバレた
風紀とは、キャバクラでいう黒服とキャストが恋仲になることを指します。いわゆる社内恋愛なのですが、水商売ではご法度とされている行為です。
その一方で、キャストにとって黒服は仕事のパートナーであり、頼れる男性。残念ながら風紀行為をしてしまう女の子が多いのも事実です。
しかし、万が一風紀行為をしてお客様にバレてしまうと、「黒服と風紀していた女の子」というレッテルがずっとついて回ることになるかもしれません。
場合によってはクビになる前に働きづらくなって自主退店…なんてことも考えられますので、黒服との関係性には十分気をつけてくださいね。
キャバクラでクビになることの悪影響
では、実際にキャバクラをクビになってしまうと、どのような悪影響があるのでしょうか。
そのひとつとして、「系列店やクビになったお店周辺で働けなくなる可能性がある」ということが考えられます。
具体的な例を挙げると、
・系列店に情報が共有されていて、面接してもらえなかった
このような状況に陥ってしまうかもしれません。
もちろんクビの原因にもよりますので一概には言えませんが、自分にとって不都合なことが起きてもおかしくはないでしょう。
「クビになったらお店を変えたらいいや」なんて思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、その考えが通用しない可能性もあるということを覚えておいてくださいね。
キャバクラでクビ後に給料が支払われない場合
水商売でたまに聞くのが給料の未払い問題。
未払いとまではいかなくても、「退店後に振り込まれた給料が最低時給に下げられた額で振り込まれていた」など、お金のトラブルで悩む女の子は少なくありません。
では、もしクビになった後、働いた分の給料が支払われない場合はどうしたらいいのでしょうか。
まずは働いていたお店のスタッフに「給料を払ってほしい」ということを伝えましょう。それでも給料が振り込まれなかった場合は、内容証明をお店に送ってください。
さて、「内容証明を送ったけど一向に給料が振り込まれない」そうなった場合は労働基準監督署に相談しましょう。
労働基準監督署は、給料をはじめとした労働にまつわるトラブルの相談ができる機関です。
・内容証明を送っても無視される
ここまで状況証拠がそろっていれば、お店への指導も行ってくれるでしょう。給料が支払われないからといって泣き寝入りする必要はありません。
キャバクラでは即日でクビになることも
一般的な企業では基本的に1ヶ月前までに解雇通知がなされます。しかしキャバクラでは、「明日から来なくていいよ」と即日でクビ宣告されることがあるのです。
「ゆるい仕事」と思われがちなキャバクラですが、このようにシビアな側面も持ち合わせています。
こうならないためにも、常日頃から勤務態度や成績、色恋には十分注意を払っておくようにしましょう。