キャバクラで働いていると移籍を考えることがありますよね。しかし、移籍が自分にとってプラスになればいいですが「前のお店の方がよかった…」と後悔することになっては元も子ありません。
この記事では、キャバクラの移籍をするメリットや注意点、後悔しないためのお店選びのコツを解説します。
お店の移籍を考えている方はぜひ参考にしてくださいね。
キャバ嬢が新しいお店に移籍するメリット
まずはキャバクラの移籍をするメリットを4つご紹介します。
待遇・給料が上がることがある
働く上で1番大切なお給料。実は移籍することでお給料がアップする可能性があります。なぜなら移籍先のお店のレベルが前のお店よりも高ければ、レベルに合わせて時給の設定も高くなっている場合があるからです。
それだけではありません。キャバ嬢としての実績がある場合、そのことが移籍先のお店で考慮されることもあります。
たとえば、
など、キャバ嬢としての今までの実績を移籍先で伝えることで、良い条件で雇ってくれる可能性が高まります。
お店側としても、入店後すぐにお店の売上に貢献してくれるであろう女の子は大事にしたいですよね。
嫌な人間関係がリセットできる
キャバ嬢をしていると、意外と人間関係で悩むことが多いですよね。キャスト同士はもちろん、黒服、そしてお客様…。
私自身もお客様との関係で悩んでお店の移籍を決めたことがあります。
1番良いのは勤務エリアごと変えてしまうことですが、人間関係で悩んでいる方はお店を移籍するだけでも気持ちが軽くなりますよ。
外から自分のいたお店を評価できる
移籍をすることで、前に在籍していたお店を客観的に評価できるようになりますよ。
「△△なところは私には合ってなかったな」
このように在籍していた時には気づかなかった欠点や良い点が、次のお店探しの基準になっていくのです。
通勤しやすくなることも
特に学生やWワークの方は帰りに立ち寄りやすいお店を選ぶだけでも、出勤するモチベーションが上がりますよ。
「出勤するのがめんどくさい」そう思っている方ほど、移籍先は「場所」にこだわって選んでみてください。
他のキャバクラ店に引き抜きされるケースもある
引き抜きとは、在籍店から他のキャバクラ店へ移籍させる行為のことを指します。
引き抜きによる女の子側のメリットとしては、
・移籍金が貰えることもある
以上のような点が挙げられます。このようなことから、引き抜きされてお店を移籍する女の子も少なくありません。
「引き抜きされてお給料が上がるなら、お店探しもしなくていいしラッキー!」そう思った方もいらっしゃるかもしれませんが、引き抜き行為はあまり好まれることではありません。
お店側としては「働いている女の子を引き抜かれる=売上が下がる」のですから当然ですよね。現に、引き抜き行為を防ぐためにスカウトの立ち入りを禁じているお店もあります。
引き抜きでお店を移籍する場合は、元いたお店とトラブルにならないよう辞め方にも注意を払うようにしましょう。
また、移籍先のお店のことをしっかり調べることも大切です。時給や待遇が良くなる!と目先の利益だけに釣られて行動して、結果的に「移籍しなければよかった」と後悔することになっては後の祭りです。
引き抜きされた場合は時給や待遇だけでなく、
など、移籍先のお店が「自分が本当に働きやすい環境であるのか」をしっかり見極めてから移籍するようにしましょう。
キャバ嬢のための移籍するお店選びのコツ
移籍するのであれば、自分にとってプラスになるお店選びをすることが必要不可欠。ここからは、移籍先のお店選びのコツを3つご紹介していきます。
経験者を優遇しているか
まずは「経験者を優遇しているお店」かどうかをチェックしましょう。お店によっては経験者のバック率が高めに設定されていたりと、何らかの恩恵を受けられる可能性があるからです。
逆に求人欄に「未経験者歓迎!」などの記載しかない場合は、移籍先のお店の候補からは外してしまってもいいかもしれません。
せっかく移籍するのであれば、キャバ嬢としての経験をお給料に反映してくれるお店を選ぶようにしましょう。
前のお店と環境が変わっているか
「せっかくお店を変えたのに、前と何も変わらない…」そう感じている方は、前のお店と似たような環境のお店を移籍先として選んでしまったからかもしれません。
そうならないためにも、移籍先には環境の違うお店を選ぶこともコツのひとつです。
たとえば、
・お給料のシステムが前のお店と違う
このように前のお店とは違う環境に身を置くことで、仕事へのモチベーションも変わってきます。逆に「前のお店のレベルが高すぎた」と感じる場合は、レベルを下げたお店に移籍するのもひとつの手です。
レベルを下げることによって指名を取りやすくなり、結果的にお給料が移籍前よりも上がる可能性があります。
系列店ではないか
キャバクラは意外と狭い世界に成り立っています。その例が「系列店の多さ」です。
お店の名前は違っても経営している大元のグループが同じというのは、キャバクラではあるあるですよね。
もちろん系列店に移籍することは悪いことではありません。ただし「前のお店を円満に辞めることができなかった場合」はトラブルを引き継いでしまう可能性があるため、注意が必要です。
もし前のお店との間にトラブルがあるのであれば、移籍先にはできるだけ系列店以外を選ぶようにしましょう。
キャバクラの「リニューアルオープン」に注意
移籍先として、オープンして間もないお店を探す方も多いのではないでしょうか。
実は私もキャバクラのオープニングメンバーとして働いていた経験がありますが、とにかく新店は「働きやすい」の一言に尽きます。
・お客様からの注目度が高いため集客もある
・全員が0からのスタートなのでナンバー上位も目指せる
このようにまっさらの状態から始まる新店は「新しくスタートを切りたい!」と思っている方にはぴったりの環境です。
しかし中には、内装やお店の名前を少し変えただけで「リニューアルオープン」と謳っているお店もあります。
このようなお店はキャストやスタッフがリニューアル前と変わっておらず、人間関係や内情がそのまま引き継がれていることがほとんど。
せっかく「新店で0から始めたい!」と思って移籍したのに、結局普通の移籍と変わらなかった…なんてことになってしまいかねません。
そうならないためにもお店の見極めが必要です。求人情報を見るだけでなくお店の名前をネットで検索するなど、ある程度の情報収集も行うようにしましょう。
・売上
・毎月ナンバー上位に入っていた